佐賀県で新築戸建てを建てる際、テレビを見る為の選択肢はアンテナ工事かケーブルテレビです。ひかりTV、フレッツテレビ(ソフトバンク光テレビ、ドコモ光テレビ等)は2019年10月現在、佐賀県は非対応エリアとなっています。
ここでは、アンテナ工事とケーブルテレビのどちらがお得なのか、佐賀県の代表的なケーブルテレビ局であるぶんぶんテレビ(佐賀シティビジョン)、くーみんテレビ(はっぴとすビジョン)を例に費用やチャンネルの違いについて解説していきます。
尚、ぶんぶんテレビはインターネット回線とセット契約となるので、料金比較の際には、アンテナ工事・くーみんテレビにもネット料金を加算して比較します。
※記事の内容は執筆時(2019年)に調査した際の料金で計算しています。現在の料金設定は異なる場合がございますのでご利用の際は必ずご自身でご確認下さい。
地デジだけ、地デジとBSだけで良いならアンテナ工事一択
10年後のコスト比較
- アンテナ工事 54.0万円
- ぶんぶんテレビ 81.6万円
- くーみんテレビ 79.3万円
※アンテナ工事・くーみんテレビには月額4000円のインターネット料金を加算
スカパーやWOWOWなどのCS放送が必要ないご家庭の場合、費用面ではアンテナ工事がオススメです。アンテナ工事は初期費用が高いものの地デジ・BSの視聴にランニングコストが発生しない為、10年後で見るとケーブルテレビとは30万円近い差がついています。
BS/CSアンテナを建てておけばスカパーをいつでも視聴可能
現在、アンテナ工事でBSアンテナの設置を依頼すると、110度アンテナというCS放送も受信できる共用アンテナが使用されるのが標準工事となっています。その為、BSアンテナを建てておけば、いつでもスカパーに加入・CS放送が視聴できます。
CS放送を見たい場合は長期的な視野を持つ必要アリ
10年後のコスト比較
- アンテナ工事 約101.5万円
- ぶんぶんテレビ 約81.6万円
- くーみんテレビ 約96.1万円
※アンテナ工事はスカパー基本プランに入り続けたケースを想定
※アンテナ工事・くーみんテレビには月額4,000円のインターネット料金を加算
まず、単純にCS放送を見続けた場合、それぞれの基本プランで比較するとケーブルテレビのぶんぶんテレビの方が費用面ではお得な結果となりました。ただ、CS放送を見る上ではいくつか注意点があります。
本当にずっとCSを見続けるのか
CS放送と一口に言っても様々なジャンルがあり、全てのチャンネルをずっと見続ける方というのはあまりいません。現実的には特定のジャンル・チャンネルに興味が絞られていったり、趣味・嗜好が変わったりしてCSを見なくなるケースの方が多いのが実情です。
もしもそうなった場合に、ぶんぶんテレビやくーみんテレビにはCSの特定チャンネルやジャンルに絞ったプランが無く、見ないチャンネルの分のコストも永続的に払い続けなければなりませんが、アンテナ工事+スカパーであればいつでも契約内容の変更・解約が可能で、コストダウンが可能です。
三年でCSを解約した場合
- アンテナ工事 約63.4万円
- ぶんぶんテレビ 約84.5万円
- くーみんテレビ 約84.3万円
ぶんぶんテレビは、契約に3年縛りがありますので、仮に3年後にCS放送を見られるプランから地デジ・BSのコースに変更したケースで比較すると、上記の通り、アンテナ工事の方が総費用では得をします。
生活環境の変化
CS放送は嗜好性が高く、その分費用が高いことから、趣味にかける費用と言えます。一方、NHKを始めとする地デジの民放は、様々な情報を得る為の最低限のインフラと言えますが、始めはCS放送を見ていても、収入の変化、家族構成の変化などで、節約が迫られた時に、ケーブルテレビは、地デジ・BSの視聴にもランニングコストがかかり、完全に解約すると改めてアンテナを建てなければ地デジ・BSが視聴できなくなるのは大きな欠点です。
インターネット環境の変化
ぶんぶんテレビの場合、新築戸建てを対象に1Gプランが用意されていますので、現状ではインターネット回線について不便を感じる事はないでしょう。しかし、ネットの世界は日進月歩です。5Gのような新しいサービスが生まれるスピードが速く、そのたびに最適なインターネット回線に切り替えたくても、ケーブルテレビのようにテレビとネットがセットになってしまっていると、乗り換えは容易ではありません。
放映権に注意
特定のジャンルに興味がある方の場合、放映権の移り変わりにも注意が必要です。例えばスポーツであれば現在、最もコンテンツが充実しているのはCS放送ではなくDAZNです。放映権は年単位でコロコロ変わるケースも多く、今CSで見られたとしても数年後には見られなくなる、といった事も想定しておく必要があります。
CS視聴で重要なのは契約の柔軟性
このように、趣味のチャンネルであるCS放送は必ずしも必要ではない事から、その時々の状況によって契約内容を変えられる柔軟性が大切です。その点、ケーブルテレビは縛りが多く、アンテナ工事で地デジ+BS/CSアンテナを建てておく形の方が、CS放送の契約は勿論、DAZNやAmazonPrime、Netflix等の動画サービスも利用しやすくなり、柔軟性が高い事は覚えておきましょう。
コンテンツの違い
アンテナ+スカパー | ぶんぶんテレビ | くーみんテレビ | |
囲碁将棋チャンネル | 〇 | × | 〇 |
MONDO TV | 〇 | × | 〇 |
サイトセブンTV | 〇 | × | × |
パチテレ | 〇 | × | × |
釣り | 〇 | × | 〇 |
競馬(グリーンチャンネル) | 〇 | 〇 | 〇 |
ボートレース | 〇 | × | 〇 |
競輪 | 〇 | × | 〇 |
オートレース | 〇 | × | × |
アダルト | 〇 | × | △ |
歴史 | 〇 | × | 〇 |
ナショナルジオグラフィック | 〇 | × | 〇 |
ディスカバリーch | 〇 | 〇 | 〇 |
アニマルプラネット | 〇 | × | 〇 |
ぶんぶんテレビが提供するCSチャンネルは、ケーブルテレビ局としてはかなり少ない23chしかありません。くーみんテレビはまだマシですが、そもそもケーブルテレビ局はスカパーから放映権を買って配信している為、ケーブルテレビでは見られなくともスカパーでは見られるチャンネルが多数あり、その逆はありません。
ニッチなジャンルであるほどその傾向は顕著な為、見たいコンテンツが決まっている方ほど、ケーブルテレビ局がそれを配信しているか、しっかりと確認してから加入を検討しましょう。
ケーブルテレビには独自チャンネルがある
費用面ではあまりメリットが無いケーブルテレビですが、大きな特徴の一つに独自のコミュニティチャンネルがあります。ぶんぶんテレビであれば、スポーツキッズTVや小城市だより、よかね神埼など、くーみんテレビであればはっぴとすタイム、ブラボーキッズなど、地域に根差したコアな番組が視聴できます。この点はアンテナ+スカパーにはないメリットです。
アンテナの欠点 外観はある程度カバー可能
アンテナ工事の欠点とも言えるのが外観です。新築物件に、上記画像のような魚の骨のような形をしたアンテナを建てるのは見栄えが悪い、と敬遠する方も多いかと思います。そこで、活躍するのがデザインアンテナです。
地デジの受信には、上記のような箱型のアンテナもあり、こちらを使えば外壁のカラーにマッチさせたスマートな外観を維持できます。
また、地デジアンテナはスペースがあれば屋根裏に隠して設置する事も可能です。
デザインアンテナ、屋根裏施工のいずれも電波の受信状況によって工事可否が分かれる為、必ずしもどのご家庭でも出来るわけではありません。またBS/CSアンテナは屋内設置は不可能です。
外観を気にされる方まずはこちらが設置可能かどうかや、BS/CSアンテナを目立たない場所に設置できるか等、アンテナ工事業者に一度相談されるのをオススメします。
ケーブルテレビからの乗り換えを検討している場合
当ページで解説してきた通り、多くのケースでケーブルテレビは費用面で損をしています。現在ケーブルテレビに加入されている方も、しばらくその家に住む事が確定している場合には、コスト削減の為に早くアンテナへ切り替えた方が将来的には必ず得をします。
ケーブルテレビからアンテナへの上手な切り替え方については下記記事にて解説していますので、乗り換えを検討中の方はこちらも参考にしてみて下さい。