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大阪でのアンテナとケーブルテレビ(CATV)・ひかりTVを徹底比較

大阪府で新築戸建てを建てる際、テレビを見る為の選択肢は「アンテナを建てて見る」「ケーブルテレビと契約する」「ひかりTV(eo光)と契約する」の4パターンあります。

ここでは、大阪府の実情に合わせて、どれがお得な視聴方法なのか、比較していきます。

 

最初に確認!難視聴エリアの地デジならケーブルテレビ

まず、大阪府の事情として梅田・難波を始めとする繁華街や阪神高速などの高速道路に近いエリア、住宅密集地で高層マンションが多いエリアなど、テレビアンテナの視聴がそもそも難しいエリアがあります。

これは、住所によりかなり細かく分かれている為、まずはお住まいの場所が難視聴エリアかどうか、最寄りのケーブルテレビ局に確認しましょう。

難視聴エリアだった場合、地デジ放送に関しては無料でケーブルテレビ局の共同受信を引き込む事ができますので、まずはこの点を確認しましょう。

 

地デジ+BSだけならアンテナ工事が費用面は圧勝

比較条件
※J:COMは地デジ+BSのみのプランは高額な為割愛
※ネット回線は1Gのプランで比較
※アンテナ工事・ひかりTVのネットにかかる費用は4,000円/月で算出

まず、地デジ+BSが視聴出来れば良いという方の場合、アンテナ工事が圧倒的にお得です。アンテナ工事が問題なく行えるエリアの場合、トータルの費用を抑えたいならアンテナ工事1択でしょう。

アンテナ工事の場合、河内長野市や山間部の一部エリアで、アンテナではサンテレビが視聴できないケースがあります。

エリア別の詳細はこちらのページでご確認下さい。その場合はひかりTVもサンテレビの提供が無いので、baycomがオススメです。

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CS視聴が前提の場合、視聴期間が重要

では次にCS放送を見る場合の費用を比較してみます。
※アンテナ工事は、スカパー110度が受信できるBS/CSアンテナが標準工事です。

10年間見続けるケースではひかりTVが安い

アンテナ工事は、BS/CSアンテナでスカパーの基本プランを視聴する事を前提に、各社のスタンダードプランで比較しました。
CS放送を10年以上視聴し続ける場合には、ひかりTVがコスト面では有利です。ひかりTVにはビデオオンデマンド(VOD)サービスもある為、長期間見続ける事が確実ならば、ひかりTVがオススメです。

但し、ひかりTVは大阪で人気のサンテレビは配信していないのでその点はご注意下さい。

CSを見続けるか分からない場合には注意が必要

CS放送は必ずしも継続的に見続けるとは限りません。

阪神やガンバ大阪のファンだったけれど好きな選手が移籍して応援を辞めてしまった、映画やドラマをよく見ていた子どもが独立してしまった、家庭の事情でCSのコストが負担になってきた等々、視聴スタイル・生活スタイルは変化していく為、有料チャンネルであるCS放送を本当に見続けるのか、と言う点は予め考慮しておく必要があります。

仮に2年間しかCSを見なかった場合はアンテナ工事が安くなる

上記は、2年でCSの契約をやめてしまった場合で、このパターンは地デジ+BS視聴にコストがかからないアンテナ工事が最もお得になります。

アンテナ+スカパー契約は柔軟性が高いのも考慮しよう

また、ひかりTVやケーブルテレビがパックによって視聴できるチャンネルが指定されている一方、アンテナ+スカパー契約には単チャンネルでの契約が可能といった利点もあります。
例えば、最初は複数のCSチャンネルを視聴していたけれど、段々興味が絞られてきて特定のチャンネルしか見なくなる、といったケースもよくあり、その場合スカパーとの直接契約なら本当に見たいチャンネルだけを視聴する事でコストダウンが可能です。

 

無視できない消費税増税とランニングコスト

2019年10月に10%への引き上げられた消費税は、今後も上がり続ける事が予想されており、ひかりTVやケーブルテレビ、スカパーのように継続的に料金を支払う契約では、消費税率がランニングコストに直結します。その点でも、地デジ・BSの視聴に費用が発生しないアンテナ工事は有利です。

また、生活環境の変化などで節約が必要となった時にスカパーを解約することは出来ても、ひかりTVやケーブルテレビの場合、解約=地デジ・BSの視聴もできなくなります。そういった後々の柔軟性があるかどうかという点についても、考慮しておく必要があるでしょう。

 

費用比較まとめ

  • 地デジ+BS(地デジのみ)ならアンテナ工事がお得
  • CSを見続けるならひかりTVがお得
  • ただし柔軟性を考慮するならアンテナ工事がお得

少なくとも費用面を考えた時に、ケーブルテレビのJ:COMやbaycom、eo光はメリットが無いのが現状で、アンテナ工事かひかりTVのどちらかがベストと言えるでしょう。

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ケーブルテレビ・ひかりTV・スカパーの付加価値

費用面ではアンテナ工事が多くのケースにおいてお得なのは間違いありません。一方、ケーブルテレビはひかりTV、アンテナ(スカパー)にはコンテンツ面での違いもあるので、改めて整理します。

ひかりTVの特徴

  • サンテレビは視聴不可
  • VODサービスが充実している
  • VODで地デジ・BSの見逃したチャンネルを視聴可能(一部有料)
  • CSは釣りビジョン、ボートレス、オートレース、ディスカバリーch、アニマルプラネット等に非対応

eo光の特徴

  • サンテレビ・KBS京都、奈良テレビ・テレビ和歌山等の地方ローカル局の視聴可否はエリアにより異なる
  • VODサービスは無し
  • CSはサイトセブンTV、ボートレース等に非対応

J:COMの特徴

  • サンテレビ・KBS京都が視聴可能
  • J:COMチャンネル大阪・J:COMテレビという地元密着系の独自チャンネルあり
  • VODサービスもあり(有料)
  • CSはサイトセブン、パチテレ、競艇等に非対応

baycomの特徴

  • サンテレビ・KBS京都が視聴可能
  • 地元情報に特化した独自のベイコムチャンネルあり
  • VODは無し
  • CSはサイトセブンTV、ボートレース等に非対応

アンテナ(スカパー)

  • サンテレビ等の地方ローカル局はエリアにより視聴可否が異なる
  • VODは無し(※スカパー光
  • CSは全番組をカバー

サンテレビ等の地方ローカル局、VOD、独自チャンネルについて個別に違いがあります。またCS放送については、ケーブルテレビ、ひかりTVともにスカパーから番組の放映権を買って配信している関係上、一部チャンネルは有料でも対応していないケースがあります。
ことCS放送に関しては、ニッチなジャンルに興味のある方ほど、ケーブルテレビはひかりTVよりも、アンテナ工事+スカパー契約という形がオススメです。

 

自宅の外観比較

ここまでの比較では多くの要素でアンテナ工事が優れていましたが、唯一の欠点と言えるのが外観です。アンテナ工事で最も安い地デジアンテナは、上記画像のような魚の骨みたいな形をしており、せっかくの新築物件にこれを建てたくない、という方も多いはず。
ケーブルテレビ、ひかりTVそれぞれ電線等と同じようにケーブルを宅内に引き込むだけなので、外観がスッキリするのは間違いありません。

BS/CSアンテナは宅内に隠すことはできない

BS/CSアンテナは、家の壁が障害物となってしまう為、宅内に設置する事は出来ません。BS/CSアンテナで外観を良くする為には、設置場所をアンテナ工事業者とよく相談したり、BS/CSアンテナのカラーを外壁に合わせてチョイスする形がオススメです

※BS/CSアンテナのカラーが選べるのは、こちらのアンテナ工事業者のみです。

地デジアンテナの外観を良くする方法

一方、地デジアンテナはいくつか外観を良くする方法があり、その一つがデザインアンテナを使用する事です。上記画像のような箱型のタイプはカラーバリエーションも多く、外壁にも馴染む為、それほど外観を損なう事はないでしょう。

もう一つは地デジアンテナを屋根裏に設置する方法です。これは地デジ電波の受信レベルが強い事が前提で、かつ自宅の屋根・壁の素材にも左右される為、全ての新築戸建てで可能なわけではありませんが、屋根裏に設置すれば外からは完全に見えなくなります。

ご自宅の外観を良くしたいという方は、アンテナ工事の専門業者に一度問い合わせてみる事をオススメします。

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